自動車用アルミパネル
リサイクル
カーボンニュートラル社会の実現に向け、高まり続ける自動車の軽量化ニーズ。
その鍵を握るアルミニウムの採用比率も、さらなる増加が予想されています。
当社はグループ力を活かした自動車用アルミパネルリサイクルを推進しています。
当社では、自動車用のボディパネルに使われたアルミニウムを再びボディパネルとして再生する「P2P(パネルtoパネル)リサイクル」を新分野・新事業と捉え、自社独自のネットワークを駆使したクローズドループの構築に取り組んでいます。
当社の推進する「P2Pリサイクル」は、自動車生産時に発生する端材や、アルミサッシなども含む市中発生するアルミスクラップを、川島グループのネットワークで回収。独自の選別・再生技術により高品質な自動車材アルミニウムとしてリターンする事業です。
アルミニウムは、原材料であるボーキサイトからの精練過程で莫大な電気エネルギーを必要とするため、アルミ材からアルミ材を再生する水平リサイクルにより、大きな省エネ効果や CO2 削減効果が期待できます。
P2P事業
水平リサイクルスキーム
自動車メーカー様、アルミ軽圧メーカー様と連携し、環境負荷の少ないアルミニウム水平リサイクルを目指しています。
自動車用アルミパネルの
リサイクル範囲と効果
自動車メーカーにとって環境負荷低減に貢献できるリサイクルアルミパネルの使用は、電動化と合わせてサスティナビリティ対応の一端を担える取込みになると予想されます。またアルミパネル置換により軽量化がはかれるため、燃費向上や運動性能向上、車両寿命の延伸といった自動車性能向上のメリットも考えられます。